サイモン&ガーファンクル - 僕は岩
冬の日
陰鬱な12月もたけなわ
僕は独り
窓から階下の通りの
静かな新雪を眺めてる
僕は岩
僕は島
僕は壁を築いたんだ
誰も侵入できない
分厚く強大な要塞を・・・
友情なんか要らない 友情は苦痛の元だから
笑い、そして愛することを僕は蔑む
僕は岩
僕は島
愛なんて口にしてくれるな
だけどその言葉を前に聞いたことはある
僕の記憶に眠っている
死んだ感情の眠りを僕は妨げたりしない
愛しさえしなければ泣くことなんて決してなかった
僕は岩
僕は島
僕には本がある
それから僕を守ってくれる詩もある
僕は鎧で保護されてるんだ
自分の部屋に隠れて 胎内で無事にしてるのさ
僕は誰にも触れず、誰も僕に触れない
僕は岩
僕は島
岩は苦痛を感じない
島は決して泣かないんだ
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