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日本の楽曲のオリジナル英訳集
英訳していると、日本語の方が英語より表現力があるとつくづく感じます。英語はアルファベットだけですが、日本語にはひらがな、カタカナ、漢字があるので多様な表現ができます。音楽に例えると、日本語がオーケストラで、英語は昔のゲーム機の音です。日本語の歌詞の英訳は、オーケストラの演奏をゲーム機の音で表現するような作業です。ただ、昔のゲーム機の音で名曲が生まれたのも事実であり、一概に英語が劣るとも言えません。日本語には曖昧さがありますが、英語だとダイレクトに伝わります。持論ですが、科学やビジネスの分野では、英語の方が使い勝手が良く、文学や芸術の分野では日本語の方が適しているように感じます。
翻訳(主に英訳)を生業にして20年以上経ちますが、言葉の勉強に終わりはなく、勉強すればするほど、日本語の素晴らしさに気づかされます。日本人は英語が出来ないことを嘆く必要は全くなく、日本語が母国語であることを誇りに思うべきだと思います。日本人は日本語を追求すべきだと思います。