2022.08.28 14:57Bob Dylan - Tangled Up In Blueボブ・ディラン - どっぷりブルーに浸ってある朝早く太陽は輝いて僕はベッドに横たわって彼女がすっかり変わったかどうか髪はまだ赤いだろうか考えてた彼女の家族は僕たちが一緒になったら憂き目にあうのがオチだと言った彼らはお袋さんのお手製の洋服はいつも気にいらなかったし親父さんの貯金の額はいつも物足りないと感じてたそして僕は道端に立ち靴に雨がかかるのに任せて東海岸に向かって旅立った何かの報いなのは確かだこんな風にどっぷりブルーに浸ってるのは僕たちが初めて出会った時彼女は結婚していて離婚間近だった僕は彼女を窮地から脱するのを手助けしたんだと思うだけどちょっと腕ずくが過ぎたんだ僕たちは車で出来る限り遠くまで行って西の果てで乗り捨てた暗い悲しい夜に僕たちは...
2021.06.16 16:34Bob Dylan - The Lonesome Death of Hattie Carrollボブ・ディラン - ハティ・キャロールの寂しい死ウィリアム・ザンジンガーが可哀想なハティ・キャロールを殺害したダイヤモンドの指輪を嵌めた指で彼がくるくる回していた杖でバルティモア・ホテルの社交の集いの場で警官が呼ばれ、凶器を彼からとりあげた逮捕して車で署に連行する際にそして第一級殺人者としてウィリアム・ザンジンガーの調書をとっただけど恥辱を哲学的に考察し、あらゆる恐れを批判する君顔にあてがったハンカチをはずすんだ今は君が涙するときじゃないウィリアム・ザンジンガーは24歳で600エーカーのタバコ畑を所有両親は裕福な金持ちで彼を扶養し保護してるそしてメリーランドの政治高官の親族は彼の行いに肩をすくめ罵り、あざ笑うことで反応したそして彼の舌はもつれ...
2021.06.16 16:08Bob Dylan - Things Have Changedボブ・ディラン - 物事は変わってしまったやきもきした男俺の前には誰もいない。後ろには何もない俺の膝の上には一人の女が乗っていてシャンペンを飲んでいる彼女の肌は白く、俺の目は赤くなっている俺はサファイア色の空を見上げている俺は身なりを整え、最終電車に乗って待っている縄を首に掛け、絞首台の上に立っているすぐにでも大騒ぎになるだろう*人々は狂い、時代はおかしくなっている俺はがっちり閉じ込められてしまったすっかり蚊帳の外さ以前は俺も気にかけていたけど物事は変わってしまったここにいてもいいことは全然ない俺はいるべきではない町にいるんだ俺はハリウッドにいるべきなんだほんのちょっとそこにいただけで俺は何かが動くのを見た気がしたダンスのレッスンを受けようジ...
2021.05.16 14:04Bob Dylan - Blowin' in the Windボブ・ディラン - 風に吹かれてどれだけの道を男は歩かないといけないのだろう男だと認められるまでどれだけの海を白い鳩は越えないといけないのだろう砂浜で羽を休めるまでどれだけの砲弾が飛ばないといけないのだろう永久に禁止されるまで答えは風に吹かれているんだよ答えは風に吹かれているどれだけの年月、山は存在できるのだろう海に流されるまでどれだけの年月、一部の人々は生きられるだろう自由が許されるまでどれだけの回数男は知らぬ顔の半兵衛を決め込むのだろう答えは風に吹かれているんだよ答えは風に吹かれている何度、男は見上げなければならないのだろう空が見えるまでどれだけの耳を人は持たないといけないのだろう人々の泣き声が聞こえるまでどれだけの命が奪われるのだろうあ...
2019.02.05 13:01Bob Dylan--With God On Our Sideボブ・ディラン--神が味方僕の名前なんかどうでもいい僕の年齢なんかもっと無意味僕の出身地は中西部と呼ばれてる僕はそこで教育を受けて育った従うべき法があり僕が住んでる国は神が味方してくれてる歴史の書物に書いてある丁寧に記述されている騎兵隊が突撃しインディアンが滅んだ騎兵隊が突撃しインディアンが死んだ国はまだ未熟で神が味方してくれた米西戦争に勝利し南北戦争も鎮圧僕は暗記させられた英雄達の名前を銃を把持し神を味方につけて第一次世界大戦が終息戦いの理由を全く理解できぬままだけど受け入れることを覚えた誇りをもって受け入れることを死者の数は数えられないから神が味方してくれているときは第二次世界大戦が終焉したとき僕らはドイツ人を許したそして朋友になった彼等が600万...
2018.11.30 16:27Bob Dylan--License To Killボブ・ディラン--殺しのライセンス 人間は考える地球を支配しているのは自分だから、それを好きにしていいんだと物事が中々変わらなければ、自分で変えようとする人間は自らの破滅を発明してしまった第一歩は月に触れることだった(*)さて、うちの近所に一人の女がいて静かな夜が訪れると、彼女は傍に座り「誰が奴の殺しのライセンスを奪ってくれるの?」と言う連中は彼を連れ去り、教育し、一生をかけて彼を育てあげ病気になる運命の道を歩かせるそれから、彼を星々(星条旗)と一緒に埋め彼の体を、中古車のように売りさばくさて、うちの近所に一人の女がいて彼女は丘に顔を向けて、傍に座り「誰が奴の殺しのライセンスを奪ってくれるの?」と言う今、彼は破壊することに必死だ彼は恐れ、混乱している彼...
2018.11.22 14:00Bob Dylan--Rainy Day Women #12 & 35ボブ・ディラン--雨の日の女(マリファナタバコ)#12 & 35奴らは石を投げる 善良になろうとすると奴らは石を投げる 奴らが言っていたように奴らは石を投げる 家に帰ろうとすると奴らは石を投げる 独りぼっちでいるとでも僕はそんなに孤独なんて感じないみんな石を投げられる(マリファナでハイになる)べきなんだ奴らは石を投げる 通りを歩いていると奴らは石を投げる 座ったままでいようとすると奴らは石を投げる床を歩いていると奴らは石を投げる ドアまで歩いていくとでも僕はそんなに孤独なんて感じないみんな石を投げられる(マリファナでハイになる)べきなんだ奴らは石を投げる 朝食のテーブルにいると奴らは石を投げる 若くて有能だと奴らは石を投げる 一儲けしようとする...
2018.11.22 13:06Bob Dylan--Make You Feel My Loveボブ・ディラン--僕の愛を感じてくれるように 雨が君の顔を叩き世界中の人々が君を非難しても僕は優しく君を抱きしめる僕の愛を感じてくれるように日が暮れ、星が出て君の涙を拭う人がいなくても僕が君を抱きしめるよ、百万年でも僕の愛を感じてくれるようにまだ答えは出せてないんだよねでも僕は絶対に間違ったことはしないから出会った瞬間から分かってた君の居場所を何も食べずにいれる 殴られてあざができても大通りを這うことだってできるできないことは何もない君が僕の愛を感じてくれるなら荒れ狂う海で嵐が起こってもそれが後悔の道でも変化の風が吹きすさんでいても君が僕みたいな男に会うことはないよ僕は君を幸せにできる 夢を叶えさせてあげる君のためなら何でもする地球の果てまで行ける僕の...
2018.11.21 16:43Bob Dylan--Knockin' On Heaven's Doorボブ・ディラン--天国のドアをノックママ、このバッジをはずしてくれよもうこれは使えないんだ暗くなってきた周りが見えないぐらい天国のドアをノックしてる気がするノックしてる 天国のドアを × 4ママ、僕の銃を地面に置いてくれよこれ以上彼らを撃てないんだあの長くて黒い雲が降りてきてる天国のドアをノックしてる気がするノックしてる 天国のドアを × 4
2018.11.21 13:16Bob Dylan--Maggie's Farmボブ・ディラン--マギーの農場僕はもうマギーの農場で働かないよマギーの農場で働くなんて真っ平だ朝目覚めると手を組んで降雨を祈るんだ僕の頭にはアイデアが一杯詰まっていて僕の気を狂わせているんだ僕に床掃除をさせるなんて、ひどいこったマギーの農場で働くなんてもう真っ平さマギーの兄貴に仕えるなんてもうごめんだマギーの兄貴に仕えるなんて真っ平だ奴は5セント玉をよこし10セント玉をよこしニヤつきながら尋ねるんだ楽しんでるかとそうしておいてドアをばたんと閉めると、罰金をとるんだマギーの兄貴に仕えるのはもうごめんだマギーの親父に仕えるのはもうごめんだマギーの親父に仕えるなんて真っ平だ面白半分に人の顔に葉巻を押し付けるんだ彼の寝室の窓はレンガ製で州兵が彼のドアの前に立っ...
2018.11.21 12:54Bob Dylan--George Jacksonボブ・ディラン--ジョージ・ジャクソン 今朝目覚めるとベッドが涙で濡れていた奴らは僕が本当に愛していた男を殺したんだ彼の頭を撃ち抜いたんだ神よ、奴らはジョージ・ジャクソンを殺した神よ、奴らは彼を地中に埋めた彼を刑務所に送り込んだんだ70ドルを強奪した罪で彼の背後でドアを閉め鍵を投げ捨ててしまった神よ、奴らはジョージ・ジャクソンを殺した神よ、奴らは彼を地中に埋めた誰も彼を落胆させることはできなかった彼は絶対に屈伏しなかった官庁の奴らは彼を憎んだなぜなら彼はマジだったから神よ、奴らはジョージ・ジャクソンを殺した神よ、奴らは彼を地中に埋めた看守達は、彼を冒とくした彼のことを見下ろしながらも奴らは彼の力を恐れていた彼の愛を恐れていた神よ、だから奴らはジョージ・...
2018.11.21 11:50Bob Dylan--Masters Of War戦争の指導者の方々へ戦争の指導者の方々あらゆる銃をつくる方々死の飛行機をつくる方々デカい爆弾をつくる方々壁の裏に隠れてる方々机の影に隠れてる方々あなた方に承知しておいてもらいたいあなた方の仮面は見通せてるってことを破壊のために築くこと以外何もしない方々あなた方の玩具のように世の中を弄ぶ方々あなた方は僕に銃を持たせ僕の視線から隠れ踵を返して遠くに逃げるんだ最初の弾丸が空を切るとき昔のユダのごとくあなた方は嘘をつき裏切る世界大戦を勝利できると信じさせたいんだろうが僕はあなた方の目を読めるあなた方の胸三寸が見抜ける下水道の水を通して見るみたいにあなた方は他の者に発砲させるために引き金を引き後ろに下がって傍観するんだ死者数が増えてくるとあなた方は大邸宅に身を隠...